ゆき小児歯科・歯科口腔外科

011-683-1818

北海道札幌市手稲区前田6条15丁目5-16

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乳歯・永久歯の大切さ、虫歯予防
prevent

乳歯・永久歯の大切さ

「子どもの歯こそ完璧な治療」を必要とし、乳歯の段階でしっかりと予防・治療をしておかないと、永久歯の生え替わりに影響が出るといいます。

乳歯は、食べ物を咬むことにより栄養をとるためだけではなく、アゴや顔面の発育も大切です。

ゆき小児歯科・歯科口腔外科では、虫歯の予防処置(フルーツ味のフッ素塗布、溝うめのシーラント等)、定期検査、歯磨きの指導に力を入れています。

また、小児歯科は0才~18才までが専門領域です。
子供の歯とアゴの正常な成長と発育を促し、将来予測される歯の問題を未然に防ぎながら、子供の成長にあわせて最善の治療を行います。

フッ素塗布について

子どもの虫歯の予防には、歯の質を強化するフッ素が有効です。

はえたての歯はフッ素の効果も高いといわれていますので、1年に3・4回定期的に歯科医院でフッ素を塗ります。

当医院で使用しているフッ素は、フルーツ味から選べ、お子さまからも大変人気です。

フッ素のはたらき


1.歯を丈夫にします。フッ素は化学的に歯のエナメル質と結合して強い歯質をつくります。
2.歯をとかす酸の生成を抑制します。
3.虫歯になりかけて、溶けてしまった部分をもとに戻します。(再石灰化作用といいます。)
※フッ素塗布をした後30分間は、うがいやお水を飲んだり、食べたりは我慢してください!

フッ素はまだ歯の質の弱い、はえはじめたばかりの歯や乳歯に効果があるといわれますが、子どもから大人・ご高齢の方まで家族みんなで使えるものなんですよ!

シーラントについて

奥歯の噛む面には溝があります。

実は、この溝は中の方で深く広がった形をしています。特に子供の歯(乳歯)の溝の形はとても複雑です。

また特に心配なのは、最初の永久歯である6歳臼歯で、すごく深い溝があります。

この溝の中に食べかすやプラークがたまると歯ブラシが中まで届きにくく、とっても虫歯になりやすいのです。

この溝にできる虫歯を予防するために、歯を削らずに溝のお掃除をしてプラスチックの樹脂をつめるのがシーラントです。

楽しい歯磨きで虫歯くんをやっつけよう!

子供は一人で自分の歯をしっかりと磨くことはできません。

小学校高学年の児童でも、お口の汚れの半分しか自分で磨くことが出来ないといわれています。

お子さまが歯磨きをしたあとは、必ず仕上げ磨きをしてあげてください。

最初は自分で磨いてみよう!


小さい子どもは歯磨きを嫌がることが多いようです。

お口の中や周りは、とっても敏感な場所です。誰でも見慣れない物を急に口に入れられるのは嫌なものでしょう。

そこで、奥歯が生える前から、歯ブラシに慣れるように小さい頃からの練習が大切です。

お子さまが大好きなキャラクターの歯ブラシを使ったり、鏡の前で、お母さんと一緒に並んで楽しく磨いたりして、まずは歯磨きを好きになってくれたらいいですね!

子どもの歯磨きのポイント


【1】子どもの頭をヒザの上にのせる
膝枕をするときに、あぐらをかくようにすると安定します。

【2】前歯が生え始めたら・・・
清潔なガーゼで拭いてあげましょう!

【3】歯ブラシはお箸を持つように
子ども用の歯ブラシは、子どもがかじったり、毛先が広がりやすいので、2本用意して、仕上げ用の歯ブラシで、お母さんが素早く磨いてあげましょう!

【4】3才までに・・・
自分でも磨けるように、習慣づけさせましょう!もちろん仕上げ磨きもしましょう!

【5】汚れがとれにくい、奥歯の溝・歯と歯の間・歯と歯茎の境目に・・・
シーラント(溝うめ)や糸ようじを使い、歯茎を傷つけないよう、汚れをしっかり取り除きましょう!

おやつの食べ方

甘いお菓子やスナック類は時間を決めずにダラダラ与えると、虫歯がぐんと増えるばかりか、食欲をなくし、体の成長発育にも影響してしまいます。
おやつは時間と回数を決めてとりましょう!

柔らかい食べ物ばかり食べていると、噛む回数が減り、顎の発育が悪くなり、歯並びに影響します。

ジュースやスポーツドリンクなどの甘い飲み物を水がわりに飲ませないように!
甘いおやつを食べる時は、お茶やお水を飲ませましょう。